| 読み: | えいでぃーえいちでぃー |
| スペル: | attention-deficit / hyperactivity disorder |
| 説明文: | ⇒「注意欠陥/多動性障害」 |
| 読み: | あんびばれんす |
| スペル: | :ambivalentce |
| 説明文: | 両面価値と訳される。意味は,同じ対象に対して,愛と憎しみなどの相反する感情を同時に,または,交替して抱くこと。従って,表現されている憎しみの感情だけでなく,同時に愛する感情も存在する。また,愛する気持ちが大きいほど,憎む気持ちも大きくなる。精神分析の用語である。 |
| 読み: | あすぺるがーしょうしょうこうぐん |
| スペル: | Asperger Syndrome |
| 説明文: | 精神医学において頻用されるアメリカ精神医学会の診断基準 (DSM-IV) ではアスペルガー障害と呼ぶ。
@発達障害の一種。 A1944年 オーストリアの小児科医アスペルガー(H.Asperger)によって報告された。 B精神医学会において頻用されるアメリカの精神医学会の診断基準(DSM−W)では「アスペルガー障害」と呼ぶ。 C「知的障害のない自閉症」。高い知能を持ちながら,低い社交能力を持つ。 D「技術者タイプ」に多いという説があり,プログラマー(マイクロソフト等)やNASA職員にも多いと言われている。 E特徴 a)性別に強く連鎖。全体のおよそ75%が男子。 b)言語による会話能力はあるが,カナータイプの自閉症と同様に「かかわり」「コミュニケーション」「こだわり」の障害という3つの特徴を併せ持つ。 c)幼児期に最もよく兆候が現れる。以後,次第に薄れていく。 d)早期からの療育によって,社会に妥当な範囲に行動や興味を統制していくことができる。 出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」2005年. |
| 読み: | あさーしょん |
| スペル: | assertion |
| 説明文: | @1950年代のアメリカで,行動療法と呼ばれる心理療法の中から生まれた。
A心理学的な対人関係構築手法(コミュニケーション・スキル)の1つ。 B他人の権利を尊重しながら,自分の権利を守りつつ,適切な自己主張をすること。直訳では主張・断言。 Cアサーションの理論では,相手を思いやるばかり伝えるべきことを伝えなかったということや,過度に積極的アプローチした結果,相手を傷つけてしまっては,本当の意味で良いコミュニケーションが構築できないと考える。 Dアサーティブであることは自分を無理なく表現するためのコミュニケーション能力があることを意味する。 |
| 読み: | あふたー・けあ |
| スペル: | after care |
| 説明文: | 施設退所後の自立援助支援 |
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| 読み: | あどみっしょん・けあ |
| 説明文: | 新規に施設入所を受け入れた直後に行うケアのこと。 |
| 読み: | いんふぉーむど・こんせんと |
| スペル: | informed consent |
| 説明文: | インフォームド・コンセントは,「説明と同意」と訳されることがあるが,これだと主語は行う側の医師等援助者となり,本来の意味とは異なる。あくまでも主語は,患者であり,患者が説明を受けて,その説明を理解し,そのうえで治療方法について選択・決定を行うということである。なお,その選択肢の中には,拒否をするということも含まれる。
大切なことは,本人の同意のもとに治療(援助)を行うということである。 |
| 読み: | いん・けあ |
| スペル: | in care |
| 説明文: | 施設における生活援助支援 |
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| 読み: | えるでぃー |
| スペル: | Learning disabilities |
| 説明文: | 全般的な知的発達に遅れはないが,聞く,話す,読む,書く,計算する,推論するなどの特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す,さまざまな障害を指す。
中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されている。その障害に起因する学習上の特異な困難は,主として学齢期に顕在化するが,学齢期を過ぎるまで明らかにならないこともある。 資料:福祉士養成講座編集委員会編.(1999).改訂・社会福祉士養成講座4 児童福祉.中央法規出版.p49. |
| 読み: | えんぱわめんと |
| スペル: | empowerment |
| 説明文: | 1)人とその人の環境との間の関係の質に焦点をあて,所与の環境を改善するする力を高め,自分たちの生活のあり方をコントロールし,自己決定できるように支援し,かつそれを可能にする公正な社会の実現を目指す過程。
2)子どもが日々の生活の中で自らの特性や能力を生かし,主体的な判断のもと,社会の一員として自信を持って行動することが重要。 3)大人社会全体が子どもの権利を保障し,最善の利益を尊重する責務があることを改めて認識するとともに,子どもも,自ら権利の主体であるとの自覚のもと,自ら考え,責任をもって行動する自立性や,他者を思いやる心の醸成を図ることが必要。 参考資料:大阪府会議員「尾辻かな子ホームページ」 http://www004.upp.so-net.ne.jp/otsuji/memo/memo0503.html |
| 読み: | きのうふぜんかぞく |
| スペル: | Dysfunctional Family |
| 説明文: | 一言でいうと,さまざまな事情から,子供が安心して育つことのできないような緊張をはらむ家族関係を持つ家庭である。さまざまな事情とは,例えば次のようなものがある。
@親の仕事中毒,親のギャンブル,アルコール依存 A教育ママ B嫁姑関係の確執 C親の長期不在など その他にイメージが簡単につきそうなのは 見た目は普通の家族なのに,無意識的に良い家族を演じてしまう仮面家族などです。 このような家庭で育った子どもは 「いい子」,「やさしい子」,「しっかりした子」である場合が多いのですが,大人になって生きづらさを感じ,アルコールや薬物に依存したり,うつ状態におちいる場合があり,この傾向を説明するのに使われたのがAdult Child of Dysfunctional Family(ACOD)であり,Adult Child of Alcoholics(ACOA)である。 |
| 読み: | ぐるーぷほーむ |
| スペル: | group home |
| 説明文: | グループホームは,精神障害者の地域生活を支援するための事業であり,地域生活援助事業と言われる。精神障害者の地域生活を支援するための事業としては,この他に,ホームヘルプサービス,ショートステイがある。
この中で,グループホームは住居を確保するための事業であり,地域で安心して暮らすために求められる。精神障害者生活訓練施設(援護寮)や精神障害者福祉ホームが利用に関して期限があるのに対し,グループホームでは利用期限がないという特徴があり,まさに精神障害者が地域で生活するために必要不可欠の事業である。 |
| 読み: | ぐるーぷほーむ(じどう・ふくし) |
| スペル: | group home(child welfare) |
| 説明文: | 社会的養護形態の一つで,地域社会にある住居において,少人数の子どもたちと職員とが一緒に生活する形態をいう。
少人数による家庭的な雰囲気の中で生活することで子どものノーマライゼーションを目指すことを目的とし,今までの児童養護施設のケアの小規模化を図る取り組みである。ファミリーグループホームとよばれる夫婦による里親型,児童養護施設の分園型をさす場合がある。 2000年からは地域社会と密着しつつ家庭的なケアを行うことを目的とする地域小規模児童養護施設(定員6名)が制度化された。 参考文献:秋元美世・大島巌・芝野松次郎.(2003).現代社会福祉辞典.有斐閣. |
| 読み: | けあ・まねじめんと |
| スペル: | care management |
| 説明文: | ケアマネジメントとは「要介護・要支援者と介護・支援を行う者の自立した社会生活に必要な生活支援の問題を,包括的に明確化し,当事者自己決定の原理のもとで,社会的な資源を統合し,計画的に,効果的で効率よくサービスの供給と利用を,各専門職・関係者と共同で,継続的に行う,生活の管理に関する専門的技法」といわれています。
ケアマネジメントは,対人(個別)援助技術として見ることができます。その視点からは,評価(アセスメント)と介護計画(ケアプラン)が中心的な役割を果たしますが,マネジメントとしてのプロセスを理解することが重要です。一方,システムとして,ケアマネジメントを理解することもできます。この視点からは,ケアマネジメントの制度設計が重要な問題となります。この2つの視点は,ケアマネジメントを理解する上でともに重要であり,個別支援かシステムかといった二者択一の問題ではありません。このことを念頭に置いて,ケアマネジメントを理解してください。 ケアマネジメントとは,利用者が支援を必要とする時に,最適の社会福祉サービスを効果的かつ迅速に提供することを目的とした技術である。そのために,利用者の問題把握から出発して,ニーズの特性,対応する社会資源や提供できるサービスを検討し,支援への一連の個別化したネットワークを構成する過程の展開方法とその援助技術を意味している。 |
| 読み: | こそだてしえん |
| スペル: | angerl plan |
| 説明文: | 政府は,1994(平成6)年12月,今後10年間における子育て支援のための基的方向と重点施策を盛り込んだ「今後の子育て支援のための施策の基本的方向について」(エンゼルプラン)を,文部・厚生・労働・建設の4大臣の合意により策定した。また,エンゼルプランの施策の具体化の一環として,厚生・大蔵・自治の3大臣合意により,「当面の緊急保育対策等を推進するための基本的考え方」(緊急保育対策等5か年事業)が策定された。
(基本的方向) (重点施策) (1)子育てと仕事の両立支援 →育児休業給付の実施など →多様な保育サービスの充実など (2)家庭における子育て支援 →地域子育て支援センターの大幅拡充など →母子保健医療体制の充実など (3)子育てのための住宅及び生活環境の実現 →ゆとりある住宅の整備など (4)ゆとりある教育の実現と健全育成 →教育内容・方法の改善など (5)子育てコストの軽減 →保育料の軽減・負担の公平化など |
| 読み: | こどもかていふくし |
| 説明文: | 核家族化の進行や共働き家庭の増加など,家庭や地域を取り巻く環境が大きく変化する中,子どもが明るく,心豊かに育つように児童の健全育成を支援するための施策の展開が求められている。そこで,急速な少子化の進行などを踏まえ,次代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境の整備を図るため,平成15年7月,「次世代育成支援対策推進法」が成立した。この法律では,次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ,育成される環境の整備を進めるため,国や地方公共団体による取組とともに,事業主も仕事と子育ての両立を図るために必要な雇用環境の整備等(「次世代育成支援対策」)を進めるための行動計画を策定・実施することとされている。
次世代育成支援対策推進法の第1章,第1条(目的) は, この法律は,我が国における急速な少子化の進行並びに家庭及び地域を取り巻く環境の変化にかんがみ,次世代育成支援対策に関し,基本理念を定め,並びに国,地方公共団体,事業主及び国民の責務を明らかにするとともに,行動計画策定指針並びに地方公共団体及び事業主の行動計画の策定その他の次世代育成支援対策を推進するために必要な事項を定めることにより,次世代育成支援対策を迅速かつ重点的に推進し,もって次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ,かつ,育成される社会の形成に資することを目的とするとされている。このように,次世代育成支援対策は子ども家庭福祉というキーワードについて重要になってくるものであると思われる。 |
| 読み: | こどものけんりじょうやく |
| 説明文: | 「子どもの権利条約」は,1989(平成元)年の国際連合の総会で採釈された。世界中の子どもたち一人ひとりに人間としての権利を認め,子どもたちがそれらの権利を行使できるように世界の国々が決めた条約である。国と国との間で,日本も1994(平成6)年にこの条約を結んでいる。
この条約は,54条からなり,その大きな特徴は,子どもを人権の主人公として尊重する考え方を明確にしていることである。つまり,子どもにも大人と同じ人間としての価値を認めているのである。今まで,「まだ子どもだから」と,子どもの行動は制限を加えられがちだったが,この条約は,子どもを大人から管理される対象としてではなく,独立した人格をもつ権利の主体としてとらえ,子どもの人権を保障している。 もう一つの大きな特徴は,子どもを発達する存在としてとらえていることである。子どもは,まだ心の体も発達し成長する過程にあるので,大人の社会の中では弱い存在であり,特別に保護することが必要である。同時に,子どもはその発達をさまざまな面で親や大人に支援され,援助されなければならない。「子どもの権利条約」では,子どもが発達する存在であるという面から,さまざまな子どもの人権を保障しているのも特徴である。 |
| 読み: | こうどう・りょうほう |
| スペル: | behavior therapy |
| 説明文: | 行動療法は,人間の主に恐怖症や,パニック障害による広場恐怖,乗り物恐怖などにより日常生活行動に支障をきたしている行動は誤った学習から生じたものとみなしてその学習を消去し正しい行動へ導く方法です。
内面を問題にするのではなく,問題となる行動や思考をいかにしてなくすか,に焦点が置かれます。行動療法とは,人が少しずつ実際に行動し,成功体験を積む事により,障害を克服していくというような療法です。 行動療法は,いきなり患者が不安を感じる場面に長時間直面させるフラッデイング法・オペラント条件づけの原理で,望ましい行動を強化し行動変容を目指すオペラント条件付け法・アルコール依存やシンナー乱用者に適用されている技法で,よくない行動のたびに電気刺激などの嫌悪刺激を与えてその行動を抑制する嫌悪療法・対人関係において適切な行動ができるように訓練をする社会的スキル訓練法(SST)があります。 |
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| 読み: | こうどうか |
| スペル: | acting out |
| 説明文: | 心の葛藤を行動で表現するものをいう。フロイトは精神分析中,患者が治療者との間で再現される葛藤(感情移転)について意識化して言葉で表すのではなく,治療室内外で行動で示すものを行動化とした。例えば,治療時間中不満を表明するのではなく沈黙したり,物に当たったりする,あるいは,治療時間外に外でケンカしたり,性的関係を結ぶなどである。これらは治療に対する抵抗とも考えられる。しかし,その後,治療中でなくても境界型人格障害のように,葛藤(見捨てられ感)を内に保っておけず,アルコールや薬物を服用したり,自殺企図をするなど,行動で表しやすい傾向についても行動化というようになった。
参考文献:社会福祉辞典編集委員会【編】一番ヶ瀬康子・小川政亮.(2002).社会福祉辞典.大月書店. |
| 読み: | さとおや・せいど |
| 説明文: | @1948年施行の児童福祉法に基づき開始。
A里親を,「保護者のない児童または保護者に監護させることが不当であると認められ る児童(以下「要保護児童」)を養育することを希望する者であって,都道府県知事 が適当と認める者のこと」と定義。 B児童相談所長は児童を里親に委託する措置をとることができる。 C養育は委託によるものなので,法律的な親子関係は発生しない。 D種類 a)養育里親:要保護児童を養育する里親として認定を受けた者。一般の里親。 b)短期里親:1年以内の期間(夏季休業期間のみ等)を定めて,要保護児童を養育す る里親として認定を受けた者。 c)親族里親:次に掲げる要件を満たす要保護児童を養育する里親として認定を受け た者。 (1)当該親族里親の三親等内の親族であること。 (2)両親その他要保護児童を現に監護する者が死亡,行方不明または拘禁等の状態となったことで,これらの者による養育が期待できないこと。 d)専門里親:2年以内の期間を定めて,要保護児童のうち,児童虐待等の行為により心身に有害な影響を受けた児童を養育する里親として認定を受けた者。 |
| 読み: | しょぐうかいぜん |
| 説明文: | 精神保健福祉法の中での用語。精神科病院では,精神障害者の病状から閉鎖的な環境での入院・処遇が行われるという特徴がある。そのような場合であっても,できるだけ個人の自由を奪うことなく,開放的な環境で処遇されなければならない。
特に,身体拘束や隔離といった方法はできるだけ行わないようにする必要がある。 入院患者は,自分の処遇に関して,病院管理者,都道府県等に対して不服を申し立てることができる。そして,不適切な処遇をしている場合には,処遇改善を行わなくてはならない。 |
| 読み: | じどうぎゃくたいのげんじょう |
| 説明文: | 児童虐待は主に次の4種類に分けられる。
1)身体的虐待:生命・健康に危険のある身体的暴行 2)性的虐待:性交,性的暴行,性的行為 3)保護の怠慢ないし拒否(ネグレクト):保護の怠慢や拒否により健康状態や安全を損なう行為 4)心理的虐待:暴言や差別などの心理的外傷を与える行為 児童虐待は2歳から8歳で行われることが多く2歳から8歳までが全体の六割を占めている。虐待者は実母が一番多く58パーセント,その次に実父24パーセントとなっている。現在1番多いのは身体的虐待である。しかし,身体的虐待の次に保護の怠慢ないし(ネグレクト)・心理的虐待・性的虐待となっている。心理的虐待・性的虐待は発見が困難だったり相談できなかったり,まだまだ起こっているはずである。最近では保護の怠慢ないし拒否(ネグレクト)が急増していて,保護の怠慢ないし拒否(ネグレクト)で児童養護施設に入所してくる子供が増えているのが現在の児童虐待の現状である。 |
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| 読み: | じどうぎゃくたいぼうしほう |
| 説明文: | この法律は,児童虐待が児童の心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えることにかんがみ,児童に対する虐待の禁止,児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務,児童虐待を受けた児童の保護のための措置などを定めることにより,児童虐待の防止等に関する施策を促進することを目的とする。
※児童虐待とは…保護者(親権を行う者,未成年後見人その他の者で,児童を現に監護するものをいう。)がその監護する児童(18歳に満たない者を言う)に対し身体,心理,性的虐待,ネグレクトの行為をすることをいう。 資料:被害者支援を創る会のホームページの中の「犯罪被害者支援法令等関連資料」<http://homepage2.nifty.com/victimsupport/jidou.htm> |
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| 読み: | じどうふくしほうのかいせい |
| 説明文: | 児童福祉法は,次代の担い手である児童一般の健全な育成および福祉の積極的増進を基本精神とする,児童についての根本的総合的法。1997年に大改正が行われ,対象が要保護児童から児童全般になった。 2001年に認可外保育施設の監督強化や保育士の法定化,児童委員関係にまつわる法改正,2003年に子育て支援事業の法定化などに関する法改正が実施された。
児童福祉法の改正により,児童虐待防止対策等の充実・強化。児童相談に関する体制の充実。児童福祉施設,里親等の見直し,要保護児童に関する司法関与の見直し,新たな小児慢性特定疾患対策の確立などさまざまな面で改正された。 |
| 読み: | しすてむろん |
| スペル: | system theory |
| 説明文: | 社会福祉援助技術において,クライエントの抱える福祉問題を個々にとらえるのではなく,多様な要素が相互に連携しながら援助する方法論である。もとの一般システム論(この世に存在し,人間が確認できる最小物から最大物までのすべての分野とレベルについての仮説・法則・認識方法に関するもの)は18世紀頃から物理学・天文学・工学などで幅広く取り入れられており,その考えをハーン(Hearn.G)がソーシャルワーク理論への応用を行ったことが援助技術においての方法論として扱われるようになったきっかけとなった。システム論の要旨は1つの対象を限定された要素のみの相互作用によって規定するのではなく,内的・外的なさまざまな要素の交互作用によって対象は存在し,変容するものとみなすのである。
資料 ○日本社会福祉実践理論学会編.(1999).社会福祉基本用語辞典.川島書店. ○山縣文治・柏女霊峰【編集委員代表】.(2004).社会福祉用語辞典.ミネルヴァ書房. ○「シリーズ・21世紀の社会福祉」編集委員会編.(2004).社会福祉基本用語集.ミネルヴァ書房. |
| 読み: | じどうふくし |
| スペル: | child welfare |
| 説明文: | @児童福祉法(1947年公布)第1条
○第1項「すべて国民は,児童が心身ともに健やかに生まれ,且つ,育成されるように努めなければならない」 ○第2項「すべて児童は,ひとしくその生活を保障され,愛護されなければならない」 A定義 「児童福祉とは,生存し,発達し,自立しようとする児童とその環境の接点にあって,人間における尊厳性の原則,無差別平等の原則,自己実現の原則を理念として,児童のウェルビーイング(健幸)の実現のために,国,地方公共団体,法人,私人などが行う児童及び関係者を対象とする実践及び法制度である」 資料:福祉士養成講座編集委員会編.(1999).改訂・社会福祉士養成講座4 児童福祉.中央法規出版. |
| 読み: | じどうそうだんしょ(きのうとやくわり) |
| 説明文: | 児童相談所は,子どもの福祉にかかわる相談を受け,その子どもに適した援助(助言・指導・施設入所など)を行うところで,児童福祉の中心的な役割を担う機関である。
児童相談所では,ケースワーカー,心理職,医師などの専門の職員が相談内容を聞き,必要な調査や観察を行い,知的な面や性格面などの心理検査や医師による診断などをして,子どもの状態を正しく把握する。 相談の秘密は固く守られる。相談や検査についての費用は一切無料である。 児童相談所のなかには,一時保護所があり,保護を必要とする子ども(おおむね2 歳から18歳)を一時的に預かってくれるところである。入所中は,専門の指導員,保育士が,年齢に応じた世話をしている。 |
| 読み: | しせつ・ない・ぎゃくたい |
| 説明文: | 児童養護施設内で職員が児童に対して殴る,蹴る,食事をさせない,長時間性座をさせるなどといった虐待が施設内で行われている。養護施設における児童虐待は,あってはならないことです。しかし,体罰の名の下に公然と行われています。厚生労働省は,養護施設における体罰を通達で禁止しました。それでも,体罰ではなくしつけだと言い換え,体罰を行う養護施設が依然としてあります。そして,子どもたちは職員が恐くて,訴えることができません。
体罰は当然のこととして,疑問にすら思わない場合もあります。養護施設で暴力を受けるということは,家庭での虐待の傷をひろげ,傷口に塩を塗り込む行為です。暴力によるコミュニケーションを補強するものにほかなりません。こうして,子どもたちは,暴力を内在化していきます。 |
| 読み: | じどう・ふくし・しせつ・における・ふくし・さーびすの・だいさんしゃ・ひょうか |
| 説明文: | @保育所(保育園),児童養護施設,母子生活支援施設および乳児院で行われている福 サービスを,公正で中立な第三者機関が,専門的で客観的な立場から評価するもの。
A利用者本位の福祉施設を目指すため以下の2点を目的とする。 a)福祉サービスの質を向上させること b)利用者が施設を選択する際に役立つ情報を提供すること |
| 読み: | じどう・ようごしせつの・やくわりの・へんか |
| 説明文: | 古代社会の児童養護は悲田院といった孤児・捨て子に対する慈善救済であり,また明治時代には戦争を機に貧富の差が著しくなり,石井十次設立の岡山孤児院といった民間の育児施設に頼っていました。
1948年には児童福祉法が施行され,名称が孤児院から養護施設に変わり,高度成長期以降には措置される子どもの入所理由も複雑になり,単純に生活の場を保障するだけでは問題解決が出来なくなりました。 1997年には児童福祉法改正に伴い,名称を児童養護施設に改称した。近年,社会問題化している虐待や離婚率の増加といった様々な「家庭崩壊」があり,このような理由から,関係行政機関によって児童養護施設によるケアが必要とされています。 |
| 読み: | じどう・ようご・しせつ・にゅうしょ・じどうの・とくちょう |
| 説明文: | 近年,虐待を理由に児童養護施設に入所する児童が増加しています。虐待という体験は,子どもの対人関係に深刻なダメージを与えます。特徴的に観察されるのが,「愛着関係の障害」と「虐待的人間関係の再現傾向」です。
「愛着関係の障害」としては,主として低年齢児に観察される「無差別的愛着傾向(誰彼なしに見せかけの愛着を示す傾向)」と,思春期以降に顕著となる「親密な人間関係の障害」が特徴的に観察されます。「虐待的人間関係の再現傾向」としては,自分にとって保護者・養育的立場にある大人(たとえば施設の職員)に対して,挑発的な態度や言動を示すことで,その大人から怒りや暴力的態度を引き出してしまう結果,両者の関係が虐待的な色彩を帯びたものとなる傾向を意味します。これは,トラウマの症状の一つである「再現性」が,対人関係に現れたと見ることができます。 施設における「体罰」など,施設内虐待の問題が顕著になってきていますが,その要因の一つには,こうした「虐待的人間関係の再現性」があるように思われます。 参考資料:「児童養護施設の部屋」のホームページの中の「児童養護施設の基礎知識」参照。 http://marutin.pekori.to/abuse/abuse.html |
| 読み: | じどう・ようご・しせつ・における・けあわーく・と・そーしゃるわーく |
| 説明文: | @児童福祉分野において,ケアワークとソーシャルワークの役割や任務が混在して使用されている傾向が強い。一人の子どもへの対応が日々目を離せない特異性を持つため。
A役割や任務はそれぞれ協力・補完しながら果たされるもの。 B児童に対するケアワーク:社会的対策に基づき個別の児童に対し,その子どもの日常を基盤とする生活そのものへの支援,援助を図ることを通し,ソーシャルワーカーと協力しながら政策の不備・限界性を明らかにすることを目的とする C児童ソーシャルワーク:子どもをめぐる諸問題・諸課題に対して,その社会的背景や原因を究明し,その解決・緩和を図るための社会的施策・対策の整備,開発,そしてケアワーカーと協力し,個別の子どもへの援助を目的とする 参考文献:大和田 猛【編著】.(2004).ソーシャルワークとケアワーク.中央法規出版. |
| 読み: | しょーと・すてい |
| スペル: | short stay |
| 説明文: | ショートステイは,保護者の疾病,出産,事故,災害,失踪,出張等により家庭における養育が困難になった児童または家庭における夫等の暴力により緊急に一時的な保護を必要とする母子等で市町村長が認めた場合に利用できるサービスです。
実施主体は市町村で,サービスを実施する施設には,児童養護施設,乳児院,母子生活支援施設等一時的に養育,保育を必要とする児童等に対し適切な処遇が確保される施設などがあり,利用期間は原則として7日以内と定められています。 費用は事業費の約50%を利用者が負担することになっていますが,生活保護を受けている世帯及びこれに準じる世帯については,減免することができます。サービスの具体的な内容としては児童への生活指導,食事提供が行われます。 岡山県では,旭川乳児院や玉島学園など全部で6ヶ所の施設でショートステイサービスが実施・提供されています。 |
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| 読み: | じりつ・しえん・けいかく |
| 説明文: | 社会福祉基礎構造改革が実施され,社会福祉事業法等の法改正が行われたことにより,利用者の自立の支援ということが新しい社会福祉の理念となった。自立あるいは自立生活とは何かということについてはさまざまに議論があるが,それは少なくともかつての「自立自助的な自立」とは区別されなければならない。新しい社会福祉の理念としての自立は所得の保障を含め多様な社会サービスによって支えられる自立,すなわち依存的自立を含む,広い意味での自立である。 |
| 説明文: | 心理療法担当の職員配置の充実に関しては,2005年8月,全国児童養護施設協議会などからの声もあって,概算要求を行なっていた。児童養護施設,乳児院及び母子生活支援施設などの各種施設には今まで,非常勤の心理療法担当職員しかおらず、「被虐待児にはもっとより密着した一対一のじっくり長期の関係が必要ではないか」と言われてきていた。
@心理療法(psychotherapy:サイコセラピー)とは,クライアントを支え,導き,ある いは情報を与えることで,クライアントのもつ自己治癒力がより効果的に働くように する療法のこと。 A約100年前,オーストリアの医師ジークムント・フロイトによる精神分析が始まり。 BL.R.ウオルバーク(1954)の定義によると心理療法とは,「訓練を受けた専門家が,精 神障害・行動上の不適応その他の情緒的な問題を持つと考えられる人々との間に,熟 慮されたプロフェッショナルな関係を結び,その働きかけをとおして,現存する症状 や問題を取り除いたり,変化させたり,和らげたりし,さらには,対象者の人格の発 展や成長を促すことを目的とするあらゆるタイプの処置を言う」 C心理療法事業はこれらを行う事業を言う。 D児童福祉施設では,心理・発達的ケアを必要とする児童を対象に実施。 Eプレイ・セラピーやカウンセリングを用いる。 |
| 読み: | しょくいん・はいち・きじゅん |
| 説明文: | さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設。かつては衣食住を満たす役割が中心だったが,虐待を受けるなどして心のケアが必要な子どもの入所が増え,24時間体制での手厚い取り組みが必要になってきた。しかし,児童養護施設の指導員ら直接処遇職員の配置基準は,3歳未満は子ども2人に対して職員1人,3歳以上6歳未満は4対1,6歳以上は6人に対して1人。この最低基準は,1979年から変わっていない。
人件費を含む施設への補助金は定員数に応じてこの最低基準を基に弾き出されており,職員を増やせばそれだけ施設の運営は苦しくなる。厚生労働省は,虐待を受けた子どもが十人以上いる施設には非常勤の心理療法担当を配置するほか,虐待児に個別対応する職員をつけられるようにするなどして対応しているが,それでも足りないのが現状である。 参照:神戸新聞記事.(2004/7/5).児童養護施設の職員不足 配置基準見直しを. http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/kaigo293.html |
| 読み: | しょうしゃ・せい |
| 説明文: | 施設の敷地内に独立した小舎がいくつかあり,8〜12人くらいの児童と職員が入居し,生活するシステム。地域社会とのかかわりは多少欠けるが,より家庭的な生活体験が営める。少人数であることから,相互作用が密になり,職員は責任感や愛情が高まり,より自主的で柔軟な活動が行いやすいという利点がある。日本で増えつつある。
参考資料:「児童養護の現場から」のホームページ http://welfare.cside21.com/child.htm |
| 読み: | じゅうみん・さんか |
| 説明文: | 始まりは1960年代にアメリカの地域再生開発事業への住民参加である。地域社会の住民が社会福祉向上,特定の課題解決のため,その活動や行政施策に積極的に参加・協力したりすることである。具体的には直接参加と間接参加の2つの方法があり,直接参加は住民・市民集会や説明会,講演会などで,間接参加はアンケート調査やモニター制度による意見聴取などがある。市民参加との違いは,参加が特定地域の居住者である利害関係者に限定されることにある。
日本ではより幅広く地方自治体の住民が行政の計画や実施に参加することをいうが,全体と地域,多数者と少数者の利益の調和をどう図るかなどの問題や課題もまだまだ多いのが現状だ。 参考文献 ○秋元美世・大島巌・芝野松次郎.(2003).現代社会福祉辞典.有斐閣. ○「シリーズ・21世紀の社会福祉」編集委員会.(2004).社会福祉基本用語集.ミネルヴァ書房 |
| 読み: | すてっぷふぁみりー |
| スペル: | step family |
| 説明文: | @夫婦の一方あるいは双方が,前の配偶者との子どもを連れて再婚した時に誕生する,血縁関係のない義理の関係が新しく含まれた家族のこと。
Aブレンテッド・ファミリーとも言う。維家族。 B母親:ステップマザー(継母),父親:ステップファザー(継父),子ども:ステップチャイルド(継子) Cアメリカでは1975年に1年間に約50万組のステップファミリーが誕生するようになり,1977年に全米ステップファミリー協会が設立。 D日本では,年間の婚姻件数の5組に1組は,夫婦のいずれか,あるいは両方が再婚でるといわれていて,その数は無視できないものになっている。 E2001年にNPO団体「SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパーン)」が設立され,ステップファミリー特有の問題に対応した,血のつながり をこえた新しい家族へのサポートを行っている。 |
| 読み: | せかんどすてっぷ |
| スペル: | second step |
| 説明文: | 「セカンドステップ」は,米国ワシントン州にあるNPO法人:Committee for children(1978年設立)によって開発された「生きる力と心をはぐくむ教育プログラム」である。このプログラムでは,こどもが健全な対人関係を育み,様々な場面で問題解決力を養っていけるようにレッスンが計画されており,これを指導する大人が,こどもにとって生きた良いモデルになっていくことが大きな目標となっている。また,全米百数十の防止教育プログラムの中から,「もっとも効果的なプログラム」として米国教育省(日本では文部科学省にあたる)より表彰を受けている。日本では,「日本こどものための委員会」が米国の未就学児向けプログラムを日本向けに改訂編集し,「セカンドステップ・コース(4〜8歳向け)」として出版・研修を行っている。
1980年代当時の米国は,こどもの問題が大きな社会問題になっていた。青少年の犯罪と自殺が急増し,教育現場においては,1学級の15%がいじめを体験したという調査も出ていた。 家庭内の大きなストレスや葛藤の中で育ったこどもは,攻撃的で自己中心的な行動をとるなどの傾向がみられ,集団の中でも「やっかいなこども」という扱いをされ,友人関係の摩擦を起こしやすかった。このようなこどもの傾向を鑑み,こどもの中の暴力性・攻撃性を「減少」するのではなく,対人関係能力・問題解決能力を「増加」することを目的に,セカンドステップが開発された。 資料:特定非営利法人(NPO)日本子どものための委員会.ホームページ<http://www.cfc-j.org/second_step.html> |
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| 読み: | たもんだいかぞく |
| 説明文: | 一つの家族がいろいろな問題を抱えているということ。例えば,精神障害者がいる家族では,そのことによって家族間の問題が生じたり,児童虐待,ドメスティック・バイオレンス,貧困などの問題を同時に抱えていることが多い。なお,この概念は,ソーシャルワーカーが実践の中から発見したものである。 |
| 読み: | たんき・にゅうしょ・せいかつ・えんじょ |
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| 読み: | さいしゃ・せい |
| 説明文: | 大きな建物に児童が一緒に居住し,共同の生活空間,設備,プログラムのもとに生活するシステム。
大舎制は管理しやすい反面,児童のプライバシーや家庭的雰囲気の欠如などの問題がある。 |
| 読み: | ちゅういけっかん/たどうせいしょうがい |
| 説明文: | ADHDとは,注意欠陥/多動性障害,注意欠陥/多動症候群などともいわれている。年齢あるいは発達に見合っていない注意力,または衝動性,多動性を特徴とする行動の障害で,社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもの。知能障害や明かな脳障害が証明されないにもかかわらず,脳障害児と同様の認知・行動的特徴を示す。
しかし,微細能機能障害(MBD)という言葉の使用には批判が多く,1980年代になり行動面の症状を示すものには注意欠陥障害,認知・学習面の症状を示すものには特異的発達障害という用語が使われるようになった。注意力障害と多動性を併せ持つ場合(混合型)とどちらかが主症状の場合があるが,全体の85〜90%は混合型である。 |
| 読み: | ちいき しょうきぼ じどうようご しせつ |
| 説明文: | @地域の一般住宅に6人以上の児童が2人以上の職員の援助を受けながら生活する施設 のこと。
A近所の人と良好な関係が持てる大きさ。より家庭的な環境の中で生活が行われるため。 B平成12年度より厚生労働省によって進められ,実施開始。 C児童養護施設のもとに独立した施設(分園)として設置。 |
| 読み: | ちいき・における・こども・かてい・さぽーと |
| 説明文: | 児童虐待事例の迅速・適切な対応の推進,虐待を行った保護者への指導,児童虐待相談の専門的対応の向上を柱に取組みを推進するとともに,児童相談所の移転・改修,一時保護所の定員増などの体制整備も進める。
参考資料 「神奈川県地域保健福祉課」のホームページの中の地域福祉支援計画にある。 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/tiikihoken/chiikifukushi/sienkeikaku/5sikumi.pdf |
| 読み: | ちゅうしゃ・せい |
| 説明文: | 大きな建物の中を区切りながら,小さな生活集団の場をつくり,そこに寝室,台所,食事室,勉強室,便所などを確保し,生活するシステム(浴室などは共同)。
大舎制にくらべ,家庭に近い密接な人間関係をもつことができる。 |
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| 読み: | でぃーぶいぼうしほう |
| 説明文: | 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法)が2001(平成13)年4月6日に成立し,同年10月13日から施行された。この法律は,前文において,「配偶者からの暴力は,犯罪となる行為であるにもかかわらず,被害者の救済が必ずしも十分に行われてこなかった」こと,また,「配偶者からの暴力の被害者は,多くの場合女性であり」,女性に対して暴力を行使することは「個人の尊厳を害し,男女平等の実現の妨げとなっている」という現状認識を示している。そして,そのような状況を改善し,「人権の擁護と男女平等の実現を図るためには,配偶者からの暴力を防止し,被害者を保護するための施策を講ずることが必要である」という趣旨から,「通報,相談,保護,自立支援等の体制を整備することにより,配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図るため」に制定されている。
資料:福祉士養成講座編集委員会編.(1999).改訂・社会福祉士養成講座4 児童福祉.中央法規出版.p193. |
| 読み: | とわいらいと・すてい |
| スペル: | twilight stay |
| 説明文: | トワイライトステイは,主に働いている保護者とその児童のためのサービスです。保護者が昼間働いている,継続的な残業などで帰宅が夜間にわたる場合及び休日出勤等の事由により保護者が家を空けることが多くなるなど,家庭における生活指導が困難となった父子家庭等の児童で市町村長が認めた場合に利用できるサービスです。実施主体は市町村で,
サービスを実施する施設は,ショートステイと同じです。サービスの利用期間についてははっきりとした基準はありませんが,岡山県の利用期間は約6ヶ月となっています。費用の利用者負担もショートステイと同じです。岡山県でトワイライトステイを実施している施設には,若松園,南野育成園,聖園子供の家,新天地育児院があります。 参考資料 インターネット内のサイト「i−kosodate.net」 http://www.i-kosodate.net/index.html |
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| 読み: | のーまらいぜーしょん |
| 説明文: | 1950年代にデンマークのヴァンク・ミケルセンが唱えた考え方で,知的障害者が出来るだけ普通に近い生活が出来るだけ普通に当たり前の生活をすることであると提議した。
「障害者を排除するのではなく,障害を持っていても健常者と均等に当たり前に生活を送ることができる社会こそがノーマルな社会である」という意味であり「常態化」「正常化」といわれる。 ノーマルな状態とは障害をもった人もそうではない人も同じ地域社会でともに生活できることである。社会の言う「障害」とは社会環境に問題があるからであり,地域福祉・在宅福祉を主張する基本的な考え方となっている。 また,日本国語研究所はノーマライゼーションが難解な外来語であるとして,「等生化」という日本語言い換え例を提案しています。 |
| 読み: | ばたーど・ちゃいるど |
| スペル: | battered child |
| 説明文: | @「被虐待児」と訳されることが多い。
A1962年,アメリカの小児科医ケンプの「殴打される子どもに見られる症候群(バタード・チャイルド・シンドローム)」の報告による。 Bケンプによるバタード・チャイルドの特徴 a低年齢の子どもが多く4歳以下のものが過半数である。 b)健康状態は極めて不良であり,不潔で栄養不良の状態にあって親にかまわれていないことが推測される。 c)打撲傷やあざが多く臨床所見と親が述べる既往歴や病歴の間に矛盾があり子どもを入院させると新しい傷が生じない。 d)硬膜下血腫が存在することが多い。 e)新旧の骨折が多発している。 |
| 読み: | ふぁーすとすてっぷ |
| スペル: | first step |
| 説明文: | 大人の虐待から身を守るのがファーストステップである。
いじめやキレる子どもなどが問題になっており,解決方法が模索されている。「セカンドステップ」は対人関係を学び「キレない」子どもに育てることを目的に,米国で開発された暴力防止教育プログラムで,大人の虐待や暴力から子ども自身が身を守る「ファーストステップ」に次ぐものである。2001年に米国教育省より「最も効果的なプログラム」として表彰され,日本にはNPO法人が導入した。 自分の考えや感情を適切に表現できない子どもや,過度に衝動的・攻撃的言動を繰り返す子どもは,対人関係で問題を起こしやすく,児童期のつらい経験につながっていく。そこで,幼児期などの早い段階で,「相互の理解」「問題の解決」「怒りの取り扱い」などのトレーニングを通し,対人関係や自己表現を学び,怒りの爆発や暴力行為などを減少しておくことが重要である。まずは保育士や教員が,子どもの対人関係トレーニングの重要性を認識することが必要である。 |
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| 説明文: | 「DV防止法」参照 |
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| 読み: | ふとうこう |
| 説明文: | 文部科学省は,不登校の児童生徒を「何らかの心理的,情緒的,身体的あるいは社会的要因・背景により,登校しない,あるいはしたくとも出来ない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち,病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義している。
不登校とは「ただ単に学校へ通学していない状態を指す言葉である」と考えがちであるが,文部科学省が定義する不登校とは,やや違っている。病気のために学校を欠席している場合や経済的理由によって学校を欠席している場合には,不登校とは考えていない。また年間30日未満の欠席については,「教育上,看過できないほどの欠席日数」と考えないため,これらの者は除外されている。保健室登校,特別教室および一部のフリースクールへの通学を,小学校および中学校が出席扱いとする場合があるため,実際に教室に入って授業を受けられない児童生徒の数はより大きなものである可能性がある。 資料:「君と僕の不登校物語」ホームページの中に「不登校とは何か?(不登校の定義)」がある。 <http://www.geocities.co.jp/NeverLand/6306/haji/teigi.html> |
| 読み: | ぶんえんがた・じかつくんれん・じぎょう |
| 説明文: | 児童養護施設分園型自活訓練事業は,施設入所児童が施設を退所する前の一定期間に地域の中で生活体験を行い,併せて必要な訓練を行うことにより,社会人として必要な知識・能力を高め,もって社会的自立の促進を図るものである。
対象児童の選定に当たっては,一年以内に社会的自立を予定している児童を訓練する。訓練期間は,就職前等概ね一年間とし,その開始時期は,高校三年進級時等とする。 事業担当責任者は,年間指導訓練計画・個別指導訓練計画・入所児童の生活記録・その他,当該事業に必要な書類を作成及び管理を行い,効果的な指導訓練が行われるよう努めて行っている。 訓練で注意することとして対象児童及びその保護者等に対し,事前にこの事業の趣旨及び内容を十分に説明すること等により,事業の円滑な実施が確保されるよう留意し,事業の実施に当たっては,事故防止,健康管理,衛生管理等について十分配慮すること。指導訓練に当たっては,個性を尊重し,施設退所後の社会的自立への意識を高め,人間関係の形成が円滑に行わなければならない。 |
| 読み: | ふぁみりー・そーしゃる・わーかー |
| スペル: | Family Social Worker |
| 説明文: | ファミリーソーシャルワーカー(家庭支援専門相談員)の制度は平成16年4月1日から実施することになり,児童養護施設などで配置する事となった。虐待等の家庭環境上の理由により入所している児童の保護者に対して児童相談所との密接な連携のもとに電話や面接等により児童の早期家庭復帰,里親委託等を可能するための相談,指導等の家庭復帰支援を行う内容とするもので,その相談員は「人格円満な児童福祉に関して相当な知識・経験を有する者」となっている。
これからはより専門的に他機関とのネットワークを結びつけて必要な支援を検討し他のワーカーと共有していきながら,担当職員を始めとする施設全体としての役割を担っていかなければならない。 |
| 読み: | ぽすと・とらうまてっぃく・ぷれい |
| スペル: | post-traumatic play |
| 説明文: | 虐待された子どもはしばしばポスト・トラウマティック・プレイといわれる反復脅迫的な遊びをする。これは遊びの中で他の子どもを巻き込み,自分がされたようなことを他の子どもにしてしまうことである。それから,無差別の愛着行動といった上辺だけの親密な態度や引きこもりをすることもある。見知らぬ人に突然抱きつき,べたべたして来て,だめだと思うと一気に拒否して攻撃的になるという傾向もよくある。それは,優しくすることによって相手の気持ちを穏やかにさせようという,彼らにとっての自分を守る行為でもある。
また,ポスト・トラウマティック・プレイセラピーがあり,人形やぬいぐるみを使った遊びでトラウマ体験を再現させたり,その体験を絵に描かせたりする方法が提案されている。これらの遊びを通して,虐待体験に伴った激しい感情を解放していくという。 |
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| 読み: | ほごしゃ・への・かかわり |
| 説明文: | 現代の児童養護施設では,血縁関係がゼロの児童は減少傾向にあります。しかし,保護者の行方不明,虐待家庭分離等で,血縁関係があっても関わりがないに等しい児童は,存在します。その様な,特殊な環境を除くとほとんどの場合,家族とのコンタクトは成立しています。
家庭復帰の為の措置解除もあります。家庭復帰可能な児童は,積極的に児童相談所に報告されます。何故なら,児童は社会の基本である家庭で育つのが一番だからです。また,行方不明だった実親の所在が突然明らかになることがあります。それは,ほとんどの場合,親自らが姿を現すのですが,時には,追跡調査によって判明することもあります。 まず,親に子どもと会う気持ちがあるかどうか意思確認をし,その次ぎに,子ども本人に,会う気持ちがあるかどうかの意思確認をします。双方の意志が合致したとき,面会の段取りへと進めます。この様な事例も児童養護施設の現場では,まれではありますが,あることも事実です。 |
| 読み: | まいくろ・かうんせりんぐ |
| スペル: | micro counselling |
| 説明文: | アメリカのカウンセリング心理学者アイビイらによって開発された,カウンセリングの訓練及び実践のための体系的方法です。既成のカウンセリングや人間関係の中からあみ出された技法のユニットを階層表として構成しており,これを一歩一歩系統的に学習し,実際の面接においては,これらの技法を有効に組み合わせて用い,統合をはかります。
階層表は,@かかわり行動,A開かれた質問,閉ざされた質問,Bクライエント観察技法,Cはげまし,いいかえ,要約,D感情の反映 E5段階の面接構造,F対決と発達状態の査定,G焦点のあて方,H意味の反映,I積極技法と方策,J技法の統合,K独自のスタイルと理論を決める,となっています。マイクロカウンセリング技法は,初め,カウンセラーの養成を狙いとしていましたが,今では教育,医療,企業などにおける人間関係の訓練にも応用されています。 参照:http://www.nissoken.com |
| 読み: | やかん・ようご |
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| 読み: | ようし・えんぐみ・せいど |
| 説明文: | @養子とは,出生による親子関係にない者との間に設定された,親に対する子どもを意味する。
A民法において規定。 B児童福祉という観点からする養子関係は,比較的新しい現象。 C保護者が養育できない,置き去りや放棄され保護者がいない場合,養子縁組によって法的な親子関係を結ぶことで,子どもに安定感をあたえ,永続性を保障することができる。 D種類 a)普通養子縁組:従来からある養子縁組。成人・未成年の区別がなく,養親となる者と養子となる者との契約によって成立。未成年者の場合は家庭裁判所の許可を要する。 b)特別養子縁組:子どもと実親との親子関係は法的に終了し,養親を唯一の親とする養子縁組制度。裁判所が特別養子であることを審判し確定する。養子となる者は6歳未満でなくてはならない。 |
| 読み: | りーびんぐ・けあ |
| スペル: | leaving care |
| 説明文: | リービングケアとは,自立に向けての準備〔in care〕と,退所してからの〔after care〕との二つの側面を含めて考え,これらを分断して考えるのではなく,連続線上に連なる一貫した児童養護における新しい考え方である。 |
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