研究内容 

私が研究している内容に関する情報です

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 医療における緩和ケア教育−福祉の立場から−
 緩和医療研究会(第38回研究集会:2006/2/4)における発表のパワーポイント資料です。
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 精神保健福祉援助実習教育の評価
 日本社会福祉学会中国・四国部会36回大会(2004年6月5日:福山平成大学にて開催)の抄録集レジュメです。
  レジュメへ     その後原稿としてまとめたものです
 精神保健福祉援助実習教育の評価項目と評価基準
 日本社会福祉学会第51回全国大会(2003年10月12日:四天王寺国際仏教大学にて開催)のレジュメ原稿です。
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 なお,この発表は2003年度科学研究費助成「精神保健福祉援助実習教育における評価の標準化に関する研究」の中間報告です。
 「ケアマネジメントにおける対人援助技術」
 『福山平成大学経営福祉学研究7号』に掲載された原稿です.

(要旨)
 社会福祉実践の中でケアマネジメントの重要性がますます強調されるようになってきている.ケアマネジメントをよりよく行うには,対人援助技術が必要不可欠であるが,介護保険制度の中ではさまざまな制約がある.本稿では,ケアマネジメントを行うにあたって求められる対人援助技術のあり方について考察した.
〔キーワード:ケアマネジメント,ケアマネジャー,介護保険,対人援助技術,面接〕

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 「福山市におけるスクールソーシャルワークの現状と課題」
 日本社会福祉学会 中国・四国部会第23回大会(2002年7月27日:聖カタリナ女子大学にて開催) のレジュメ原稿です.
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 その後,学会抄録集に載った原稿もあります。
 宜しければ,ご覧ください。原稿へ  
 「福山市における精神保健福祉の現状と課題  
        −地域生活支援の視点から考える −」
 『福山平成大学経営福祉学研究5号』に掲載された原稿です。

 (要旨)
 精神保健福祉法が制定され、精神障害者は、地域で生活を送る存在としてとらえられるようになった。 そして、精神障害者の地域生活を援助するためには、これまでには用意されてこなかったさまざまな対応が必要となった。
 本稿では、 福山市における精神保健福祉サービスの現状を、国のモデルと他の中核市との比較から検討し、併せて今後の課題を考察する。
〔キーワード:精神保健福祉、ノーマライゼーション、中核市、精神病院、保健所、精神障害者家族会、自助グループ、社会復帰施設、社会福祉協議会、ニーズ、地域生活支援〕
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 「障害者本人に焦点を当てたニーズ調査の問題と課題」
 日本社会福祉学会第47回全国大会(川崎医療福祉大学にて1999年10月9日、10日に開催)で自由研究発表を行いました。そのときのレジュメ原稿です。
 内容としては、下にある富士記念財団の研究助成を受けた「障害者の社会生活支援のニーズと対応に関する研究」の中間報告です。
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『福山平成大学経営福祉学研究3.4合併号』に掲載された原稿です。 
 ソーシャルワーク面接における
    「書くこと(writing)」の活用について
 (要旨)
 ソーシャルワークの援助では、面接を通してクライエントの話を聞く。そして、その過程において、クライエントが抱える問題の原因となっている欲求・感情の抑圧を明らかにしていく。これは、クライエントの立場からみると、自分の抑圧してきた欲求・感情に気づき、その欲求・感情を援助者に話すということになる。つまり、欲求・感情を表現して、それを受容してもらうという経験が必要となるのである。
 面接の際には、「話すこと」だけでなく「書くこと」を活用することが重要である。「書くこと」を活用することによって、欲求・感情についての表現が促進され、「話すこと」ができやすくなる。
 本稿では「書くこと」を活用することの重要性と、「書くこと」を活用するときの注意点にはどのようなことがあるのかを論じた。
 〔キーワード:ソーシャルワーク、面接、コミュニケーションの改善、抑圧、言語化、話すこと、書くこと〕
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  「障害者の社会生活支援のニーズと対応に関する研究」
 富士記念財団の研究助成に関しての情報です。
  以下の文は、日本社会事業学校連盟に提出した研究の要旨です。 (98/12/29 追加)
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今回、日本社会事業学校連盟の推薦を得て、富士記念財団の研究助成が決まりました。
   (98/12/01追加)
 《研究テーマ》 「障害者の社会生活支援のニーズと対応に関する研究」

 《助成申込案件の概要および申込理由》
 障害者の中でも、知的障害者や精神障害者の社会生活を支援していくときに問題となることのひとつに、障害者本人と支援をする周囲の人とのニーズの違い、ニーズの認識のズレがある。 これまで、知的障害者や精神障害者に関しては本人が自分のニーズを積極的に表明するということが少なかった。そのため、障害者本人に焦点を当て、障害者本人の視点で役に立つ社会資源の開発や制度の整備が図られることがなく、障害者を支援する周囲の視点からの整備が中心となっている。
 当研究では、以上のように障害者自身が社会生活を送る上で、障害者自身に焦点を当て、障害者の社会生活を支援するためのシステム作りを構築するための研究をする。
 具体的な方法としては、知的障害者・精神障害者自身と障害者を支援する人々が必要とする社会生活上のニーズを調査し、比較をする。その中で、それらのニーズへの対応(対人的な対応、制度的な対応の双方)がどのように整備されているかを確認していく。 調査対象地区は、福山市とする。対象者は、福山市内に設置されている障害者の施設(法外施設も含む)の利用者とその家族、利用している施設の職員・ボランティア等の支援者、また、施設を利用していない在宅の障害者とその家族とする。
 障害者プランが策定されたが、福山市で障害者の社会生活支援を考えていく取り組みに関する研究はまだ具体的に実施されていない。本研究は、福山市社会福祉協議会の協力を得て、障害者の地域生活を支援するための取り組みの基礎としたい。
 当研究の財源としては大学教員の個人研究費を充当しており、財源的には不十分である。よりよい研究を達成するためには、貴財団の助成が必要である。
 「卒業レポート」にみる学生の意識の変化について  
           −対人援助関係と社会福祉実習の視点から−

   (この内容は去る10月17日に日本社会福祉学会で発表した内容です。)
T、問題の所在
 社会福祉専門教育の中で、社会福祉実践の実際を経験する社会福祉援助技術現場実習 (以下実習と略す)の位置づけは重要である。講義・演習等で学んだことを実際の場面で体験し、理論との関係で理解し、適切で効果的な社会福祉実践とそれを阻害する要件等を学ぶことが求められる。しかし、以上のことを考慮し、実際の実習指導を行うにあたっては、さまざまな問題が存在する。
 本究では、実習に関する問題のうち、社会福祉実践の基礎となる対人援助関係と対象者への意識について研究する。適切で効果的な社会福祉援助には、その基礎として対人関係を築くことが重要なポイントとなる。対人関係を作る際の問題に、対象者に対する無理解・偏見・差別意識等がある。そこで、専門学校卒業時に学生が作成した「卒業レポート」にみられる学生の意識の変化に着目し、対人関係を築くことの重要性と実習のあり方を考察した。

U、研究方法
 報告者の前任校である関西保育福祉専門学校社会福祉科では、卒業時に卒業レポートとして、『社会福祉を学んで』をいうレポートを学生に書いてもらっている。この卒業レポートは、「2年間の学びの中で」というサブタイトルをつけているが、その内容は、学生自身が専門学校での2年間の体験を通じて一番言いたいことを自主的に書いている。そのため、学生自身の意識の変化についての記述が多い。 そこで、『社会福祉を学んで』の1994年度卒業生のレポートから1997年度卒業生のレポートまでの4冊を情報源にして、2年間の学びの中での学生の意識の変化をみた。具体的には、4冊、 295編の卒業レポートを読み、意識の変化についての記述を調べた。さらに、意識の変化についてのキーワードを見つけ、どのようなものが多いかを確認した。

V、結果と考察
 卒業レポートの数と学生の意識の変化についての記述は、次の通りである。
 意識の変化の具体的な内容は、
 @、「事前に抱いていたイメージと現実が違っていた。」
 A、「対象者、特に障害者は怖い。障害者は何もできない。障害者は特別な人で変な行動をする。障 害者はみんな同じ。対象者(障害者、子ども、お年寄り)はかわいそう。」という意識から、「相手も人間。可能性がある。違いを認め一人の人間として接する。」への変化。
 B、には、Aとの関係で二つの方向性がある。
 a)「相手と接して、相手との関係を築けた。」
 b)「相手への意識が変化すると、 相手を理解しよう、理解するためにはいろいろな方法があることに気づいた、信頼関係を作ることが大切と考えるようなった。」「相手の行動に隠されている気持ちに気づいた。」「相手との関係は持ちつ持たれつ。相手に自分が助けられる。」
 C、「自分の差別意識に気づいた。相手との関係を避けていたことに気づいた。」 等である。 この中で分かったことは、AとBを通じて意識の変化とそれに伴う行動、相手への関わりの変化がみられたことである。特に、相手との関係が築かれるに従って、他人の関係(ソト)から仲間の関係(ウチ)に意識が劇的に変化することである。

W、結論
 社会福祉援助をする際に、対人関係を築くこと自体に専門性が必要であるという考えもあるが、対人関係が築かれた上に、専門性を発揮し適切で効果的な援助を行うという考えもあろう。 実習では、目標として専門的な援助技術のありようについて学ぶことになっている。しかし、2週間、90時間の実習では、施設等の環境に慣れ利用者の名前を覚える頃には実習期間が終了してしまうことになる。つまり、実習期間のうち、援助の基礎となる対人関係を築くことに費やされ、相手や対人関係に関する意識の変化が出てくる時点で実習が終了を迎える。 今後は、対人関係の中で起こるさまざまな意識の変化について、意識の変化にどのような要因があるのか、意識の変化がどの程度の期間で起こるのか等の詳しい研究を課題としたい。

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