精神障害者の人権に関する情報

 社会福祉を考えるとき、人権擁護という視点は非常に重要です。
 実際、児童、高齢者をはじめとして、虐待等の問題があります。そして、精神障害者、知的障害者に関しても同様のことが問題となっています。
 ここでは、ソーシャルワークを実践するときに特に重要となる人権に関する情報を集めてみました。
人権に関するサイトを紹介します
 おすすめのサイトとは別に人権に関するサイトを集めました。
 2007年1月28日現在,閉鎖されているサイトが多いので,近日中にアップします。ご了解ください。


障害者虐待関連情報・文献・リンク集
  龍谷大学法学部の脇田滋先生のホームページの中にあります。障害者を対象とした虐待に関する情報が 集められています。
今なぜ人権白書か 〜人権白書づくりの意義と課題〜 (現在閉鎖)
  障害者人権白書づくり実行委員会が、近年起こっている障害者の人権侵害事件との関係で「人権白書」の 必要性について表明している内容です。
障害者の人権に関する問題(現在閉鎖)
  鳥取県教委区委員会同和教育課のページの中にあります。「人権と共生」というタイトルで人権に関する学 習推進を進めるための情報の1つとして精神障害者の人権に関する問題が触れられています。
弁護士や医療関係者らでつくる「患者の権利オンブズマン」(福岡市)は1999年12月14日、福岡県前原市 の精神病院に対し「入院者確保を目的に、患者への説 明がないまま退院時に処方する薬を減らしている疑 いがある」として、インフォームドコンセント(十分な説明と同意)の権利の保障と再発防止を求める勧告をした。
精神障害者の権利擁護
  当事者による精神医療人権相談(電話相談)や精神医療審査会に関する情報があります。
保護者制度はなぜ撤廃すべきなのか(現在閉鎖)
  全家連のページの中にあります。Q&A方式でわかりやすく紹介されています。
国際人権(自由権)規約に基づき提出された第4回日本政府報告書に対する日弁連報告書(現在閉鎖)
 精神保健福祉法に規定されているいわゆる強制入院について日弁連の見解が紹介されています。
『欠格条項にレッドカードを』 
私(長崎)も呼びかけ人になっている「障害者欠格条項をなくす会」から
  『欠格条項にレッドカードを』 が出ました。

 (目次と、精神障害者に関係のある人の部分をピックアップしました。)
 第1章 障害者欠格条項の見直しに関する提言
   総理府「見直し」に関する関連資料
 第2章 ヒアリング報告
   第2回 「欠格条項の見直しに向けた『対処方針』の評価と今後の取り組み」
      荒井元傳(全国精神障害者家族会連合会専務理事)
 第3章 当事者からのインタビュー他
                 山口弘美(全国精神障害者団体連合会・精神障害)
              参考資料
                 「障害者に係わる欠格条項の見直し」に関する質問状
                 欠格条項の現存する法令一覧
                 障害者欠格条項に関する報道一覧(1999年4月〜)
                 欠格条項が廃止された法令
 
 編集人 障害者欠格条項をなくす会
 発行人 関西障害者定期刊行物協会
      (大阪市城東区東中浜2-10-13)
 本体 1500円+税

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精神障害者の人権を侵害する出来事について。
 精神障害者の人権を侵害する出来事は、宇都宮病院事件が有名ですが、それ以外にも多くの事件があります。ここでは、それらに関する情報を提供します。

越川記念病院事件(平成元年)
 常勤の精神保健指定医の不在のまま医療保護入院や入院患者の行動の制限を行っていたことから、神奈川県において、平成5年6月から実地指導、医療監視を数度実施し、平成6年6月に処遇改善命令をかけた。また、健康保険法等に基づく立入検査を実施した結果、診療報酬請求の違反等の事実が判明したことから、保険医療機関指定の取消し、不正請求額の返還、医療法による医療従事者数の報告に虚偽報告があったため、刑事訴訟法に基づく告発を行った。

大和川病院事件(平成9年)
 平成5年2月に病院内において他の入院患者から暴行を受けたと思われる入院患者が他の病院に転院後死亡した。本事件を契機に、大和川病院において看護職員等の水増しや面会制限等入院患者の処遇等に関して問題があることが判明した。同病院については、精神保健福祉法に基づく改善命令、保健医療機関の指定取消、精神保健指定医の指定取消及び開設許可の取消が行われ、また、院長他関係職員4名が詐欺容疑で逮捕された。

栗田病院事件(平成8年)
 長野県の栗田病院(精神保健福祉法に基づく指定病院)の院長が入院患者から預かっていた預金通帳などを悪用して無断で現金を引き出したとして、長野地方検察庁が詐欺と有印私文書偽造、同公使の容疑で起訴。1審で有罪判決、現在控訴中。

山本病院事件(平成9年)
 高知県の山本病院の看護助手ら2名が医療保護入院で入院中の患者に暴行を加えて重傷を負わせ、患者が死亡した。高知県は山本病院に対して精神保健福祉法に基づく改善命令、指定病院の取消処分を行った。その後、山本病院院長は精神保健指定医を辞退。

鹿児島の精神病院(平成10年)で起こった事件
 鹿児島県の精神病院で平成10年8月初め、看護婦3人が暴れた入院患者を抑制するため、庭の立ち木に縛り付けていたことが明らかになった。精神病院で患者を拘束する場合には、精神保健指定医の診断が必要とされるが、看護婦は医師に報告していなかった。

朝倉病院事件(2000年:平成12年)
 埼玉県の精神科病院で必要性がないにもかかわらず,他の患者がいる一般病室で手術を行っていたことが明らかになった。その後,次のようなことが明らかになった。
 @精神保健指定医の指示ではない身体拘束や隔離が,日常的に多くの入院患者に行わ   れていた。
 A任意入院患者に対する不当な退院制限,開放処遇の不履行および複数の患者のいる   部屋に鍵をかける等の行為があった。
 B中心静脈栄養(IVH)が看護婦の選択で,十分な医師の指示なく,数多くの患者さん   に頻繁に実施されていた。
 C診療報酬の架空請求があった。
 D病室での外科手術があった。
 結果,行政監査を経て,2001年には廃院となった。

箕面ヶ丘病院事件(2002年:平成14年)
 医療監査により違法拘束が発覚,職員水増しによる診療報酬の不正受給が明らかにな り保険医取り消しとなった。

 これ以外の内容は随時更新します。

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