「びんご・生と死を考える会」
心あたたかな医療110番
相談の内容紹介 40

質問 40
 先日、私の父が胃癌との診断を受け、また腎臓にも腫瘍があり、その摘出手術を受けました。予定は5時間〜6時間程度と言われましたが、4時間弱で終わり、術後医師より説明を受けました。
 結果、「想像以上に癌が転移しており、胃の粘膜もかなり厚くなっている。目で見て判る癌細胞は切り取ったが、おそらく直ぐ再発するであろう。腎臓の方は十中八九癌だと思われるが、腎臓の癌よりも胃の方の癌が早く肥大するものと思われるので腎臓は摘出はしなかった。経験上(医師の)余命1年程度と思われます」と宣告されました。
 この時、泣き顔など見たこともなかった母も泣き崩れ、私も何も考えられない状態となってしまいました。この事実は、父には告げない事としましたが、これから私達家族はどのように父と接して良いか判りません。それでも、私はどうしてもあきらめられません。
 今はインターネットや書物などで、色々癌について調べています。最終的に今残されている道は免疫療法しかないのではないかとも思っています。
 「アラビノキシラン」「アガリクス」等々、効果があるという文を幾つも見ましたが、確かに効果があるのであれば、もっと公で使用されている筈ではないかとも思います。
 正直、藁にもすがりたい気分ですが、経済的にも時間的にも全てを試す余裕がありません。私も、ここ何日かは眩暈が続いている状態でもあります。多分、母も父の看病もあるので、同じ状態ではないかと思っております。
 これからどうしてよいか、母をどうしてよいか、ご相談させて下さい。
回答 40
 まず医者の説明は必ず書いたものでもらうか、録音させてもらってください。メイルの内容からは進行性の胃ガンの手術を受けたということしか分かりません。医者はなぜ「目で見て判る癌細胞は切り取った」にもかかわらず「直ぐ再発する」と言ったのでしょうか。「腎臓の癌よりも胃の方の癌が早く肥大する」ということは、胃ガンは残っているということだと思います。腎臓のことを考えても充分な手術が出来なかったと云うことだと思います。
 諦めるかどうかは、本人の問題で、本人が決めるべきことだと思います。そのためには事実を知る必要があると思います。もし自分だったらどうでしょうか。病院での治療だけではガンは治りません。病院でどんな治療を受けようとも、最終的にガンを治す(治さなくても共存でもいい)のは、自分のからだの治癒力です。それを最大限に発揮すれば、ガンは治るのです。もちろん簡単なことではありません。何かを飲めば治るとか、何かの治療を受ければ治るというようなインスタントな方法はありません。
 まずガンは治ると信じて、自分で治した人のことや治しかたの知識を身につけて、治すためのあらゆる努力をしなければいけません。本人の心の持ち方次第なのです。自分の命、自分の人生ですから、自分が納得のできる生き方をさせてあげるのが一番良いと思います。病院での治療がすんで退院する日が、本当の意味でのガン治療のスタートラインなのです。

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