「びんご・生と死を考える会」
心あたたかな医療110番
相談の内容紹介 36

質問36
 突然のメールでの相談申し訳ありません。
 父の突然の血尿により、始まった入院生活で家族が動揺しており私自身も、どうしていいかわからなくなり、ご相談いたします。
 突然真っ赤な血尿が出て、かかりつけの病院に朝一番に行って診察を受けたところ、すぐ近くの大きな病院で、再検査しました。「左腎臓が、まったく機能しておらず摘出手術をします。」と担当医に言われてベッド待ちをしていました。入院して、術前検査したところ、「膀胱に腫瘍があることが発見されて、もう少し調べてみる」
ということになりました。
 そこでの検査結果として、膀胱に浸潤性膀胱癌が発見されて・・「たとえ、抗がん剤を使ってもこの大きさの癌は(写真は見せていただいていません)手の施し様がありません。しかし,膀胱内には腎臓の機能の邪魔をした場所の癌や小さな癌は、抗がん剤で小さくなるでしょう。」と言われました。
 家族4人で担当医の話を聞いていたのですが、呆然としていました。
 「1年2年は大丈夫でしょうか?」とたずねたところ,「進行すれば早いです。」と・・・・・。
 体力維持のためにも腎臓の摘出手術は取りやめになりました。
 その後,直接膀胱にカテーテルを入れて抗がん剤を注入する、手術を行い、現在2回目の抗がん剤投与を行いました。しかし、まだ血尿が止まりません。真っ赤のままです。ですから、週3回に増やすと本人に担当医が言われたそうです。副作用としてはほとんど無いのですが、血尿が止まらないので止血剤を点滴で一日2回ほど行っています。多分止血剤のせいだと思うのですが、おしっこがつまり、(父いわく「栓がしてあるようなかんじで・・」)2時間ごとに行かないと痛くて死にそうな顔をしています。
 昨夜長い時間行かなかったのでおなかが張り裂けそうな位、苦しみ夜看護婦さんもどうしていいかわからずにやっと先生が朝方捕まったので指示を仰いで大量の塊のドロッとしたものがでて血尿もやっと出来たと言う事です。1リットルくらい出たように見えたと言うことです。
 日々自分達にできることは無いか模索したり、効果的な方法は無いのかパソコンで調べていた時にここの相談窓口を見つけてメールを送らせていただいた次第です。
 比較的大きな病院なのですが、泌尿器科の先生は一人です。
 「併用して行う放射線治療の技術はありません」と言われました。
 ここの病院に来た理由としては、かかりつけの先生からの紹介で検査に来たまま入院だったことです。それでよかったのか? 治療方針を変えたときに連絡なく、抗がん剤投与が増えていく、その事でもう少し詳しく聞きたいと申し出たところ,「何をあせってるのですか? いまはあれ以上は、話す事はありませんよ」と言われました。とにかく、血尿が止まることと、進行が早くならないことが、先決なのでしょうが、担当医を信頼仕切れていない家族と、この方法しか今の段階では手の施し様が無いのでしょうか? どうしたら良いのでしょうか?
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
回答36
 まず今のガンがどのような状態なのかと云うことが分かりません。膀胱癌の進行度は、ガンが膀胱の壁のどの深さまで達しているか(T)、リンパ節転移がどうか(N)、肺や肝臓などへの転移はどうか(M)ということによって決まります。進行度に応じて治療の方法が決まります。高度に専門的な治療が必要ですので、
 ガン専門の病院で治療を受けられることをおすすめします。担当医に希望を伝えれば紹介状を書いてくれるはずです。

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