「びんご・生と死を考える会」
心あたたかな医療110番
相談の内容紹介 31

質問31
 はじめてメールをさせていただきます。

 先日、父の担当医師によばれ父が食道ガンと膵臓ガンであることこを告知されました。当初、担当医は私に初期の食道ガンであることを告げ、手術の許可を取る予定でした。しかし、当日、担当医は私に会う前にレントゲン(CTI?)を見て膵臓ガンの末期であったことも分かったそうです。
 既に手術で膵臓ガンを取り除くことは不可能で、父の余命は半年であることを告げられました。一昨日の晩、父は吐き気をもようし、昨日より担当医の病院に入院しています。

 今回のご相談は友人に紹介された薬?のドナリエラとうもについてご相談したくメールをさせて頂きました。
 この薬は正確には健康食品とて厚生省に認可されているようです。自分なりに調べたのですが原産はイスラエルで死海にある藻からとれる成分だそうです。また、ベータカロチンがピーマンの99倍あるそうです。
 ベータカロチンはガン予防に効果があるよく聞きますが治療には効果的なものなのでしょうか? メーカーがいうには余命半年と診断された方が4,5年生きることができたなとなどとも言っています。

そこで質問がございます。

質問1:ベータカロチンはガン予防以外に治療にも効果的なのでしょうか? またはドナリエラ自身は如何でし     ょうか?
質問2:このようなものを担当医師の許可があれば併用させてもよいのでしょうか?

質問3:このようにガン患者の家族が医師の診療方法に口出し(提案)をすることは一般的なことなのでしょう      か?


ご参考までに、以下に医師の話をそのまま書きます。

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● 医師の話 
 当初は、食道ガンであることを確認したので手術で直ることについて話をする予定でした。
 しかし、今日、CTI?(レントゲン)を見たところ膵臓ガンであることも分かりました。また、このガンは末期で、リンパ節にも及んでいます。
 これらガンの特長は食道ガンから転移したものではなく膵臓、食道それぞれに違うガンです。よって、既に膵臓ガンについては手の施しようはありません。余命は半年です。
 このまま、食道ガンの手術もしないで痛みを和らげる処置だけを行うようにします。
 また、今は食事は出来ていますが、あと一ヶ月もすればノドからは食事通らず栄養補給は点滴になるでしょう。
 先日の内視鏡検査でも食堂の広さが管がやっと通る程度のものでした。(食道ガンによる”はれ”が原因と説明されました。)

■自覚症状
 父に聞くと体調が悪くなったのは数ヶ月前ぐらいからと話していました。現在、痛みが酷く夜は眠れないと話しています。

■本人への告知
 父へのガンの告知はしていません。

 最後に

 家族の希望としてはやはり完治です。しかし。医師から余命を聞かされ、「では、残る時間で出来るだけのことをやってみたい」のと気持ちになりました。
 今まで、自分の家族がこのような場面に遭遇したことがなく、何をしてあげるのが本人に取って一番よいのか分かりません。
 このような場面に対するアドバイスも含め上記のご質問の件についてご連絡いただければ幸いです。
回答31
質問1:ベータカロチンはガン予防以外に治療にも効果的なのでしょうか? またはドナリエラ自信は如何でし     ょうか?
答 え:ベータカロチンは必要量以上をとるとガンになることが分かっています。もうひとつのものについては知識がありません。

質問2:このようなものを担当医師の許可があれば併用させてもよいのでしょうか?
答 え:その通りだと思います。

質問3:このようにガン患者の家族が医師の診療方法に口出し(提案)をすることは一般的なことなのでしょう      か?
答 え:それは医師の診療方法とは関係のないものだと思います。希望として伝えることは良いと思います。

 とりあえず「びんご・生と死を考える会」代表世話人 数野医師のホームページの[告知について][緩和ケアとホスピス][ターミナル・ケア]などのところを見て下さい。それからまたいつでもメイルをください。

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