「びんご・生と死を考える会」
心あたたかな医療110番
相談の内容紹介 22

質問22
 はじめまして。家族を代表して、今回はよろしくお願いします。義父が、1年3ヶ月前に宣告された肝細胞癌のことを教えてください。
 今までの経過は、次の通りです。
 宣告された時点で入院(20日間位)をして、足の付け根から薬を注入する治療を1回して退院しました。その後は、定期的に検査を続けていたところ、1年後に再発したとのことで、2度目の入院をしました。足の付け根からの治療を1回してもまだ残っているので、今度は、お腹に直接長い針を刺して薬を注入する治療を2回しました。結局、「それでも小さいのが残っているが、退院して様子を見ましょう。」ということで今日現在にいたります。
 現在、仕事は、自営で工場での立ち仕事を毎日続けています。抗がん剤は、飲んでいません。以上の様子からすると、今後残された時間は、どのくらいあるのでしょうか? 5年生存率がほとんどゼロだというのは本当でしょうか?
 これからを生きるために、ぜひ教えてください。                      
回答22
 まず病気のことをよく知らなければいけません。いきなり肝細胞がんができることは稀です。多くはC型肝炎から肝硬変を経て肝細胞がんになります。肝細胞がんは見つかった時の状況(肝臓や全身の状態、がんの大きさや数、がんができた場所など)によって、色々な治療方法のなかからもっとも適した方法を選びます。
 最初の治療で再発しなければ治るわけですが、再発してもうまく治療をくり返せば5年以上生きられる場合が多いと思いますが、他の状況によってはもっと短い場合もあります。
 最初に行われた治療が、治す目的の治療でなかったようですので、最初から治せる状態ではなかったのだと思います。
 担当医によく聞いてみて下さい。
お礼22
 ご回答いただきまして、ありがとうございました。
最初の治療が治す治療でなかったということは、正直驚いていますが、私の立場だと少しは客観的に今後のことを考えられると思います。
 また、病状が変わった場合には、ご相談することもあるかと思います。そのときには、よろしくお願いいたします。
 それから、公開していただいてけっこうです。誰かの役に立てればうれしいので。

 心あたたかな医療110番 内容紹介のトップページへ