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「びんご・生と死を考える会」
心あたたかな医療110番
相談の内容紹介 11
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患者は、52才、男性です。診断名は、横行結腸ガン、転移多発性肝臓ガンです。 また、現在までの経過は、99年5月横行結腸ガンを切除し、余命告知を受けました。99年6月より肝動注5FUを週に一回通院治療継続中です。 99年9月下旬リザーバー調整のために1週間入院しました。 2000年5月初め肝動脈塞栓術5日間入院しました。 現在、ガンセンターにて週一回通院し通常は在宅です。 相談についてですが、腫瘍マーカの数値について教えて欲しいのです。 上記に記したとおりの療養経過ですが、1999年10月下旬より腫瘍マーカー(CEA )の数値上昇が見られ、20001月〜2月にかけて、骨転移、肺転移等の検査を行いましたが、転移はなかったようです。しかし、腫瘍マーカーの上昇はそのまま続き、 2000年5月初め肝動脈塞栓術を行いましたがマーカーの数値はとどまらず上昇を辿っています。現在 9020という数値に、上昇していますが、主治医からの説明では、「このまま肝動注 5FUを週に一回通院治療を継続する」、「肝臓機能血液検査数値はひどく悪化してはいない」ということ以外には何ら説明はありません。 患者自身は食欲の低下や腹やその背中側が張ると言って横になり、昼寝の時間が最近は増加し、体力の低下を訴えますが大きな変化は見られません。 1)この状態でこのまま今後さらにCEAの数値は際限なく増加するのでしょうか? 生体として、何らかの数値の上限があるのであればお教え下さい。CEAの数値に一喜一憂する日々ですが、この数値から今後急変や何か次の事 態が発生するのでしょう か? どのようなことに気遣いしていけばいいのかお教えいただければ助かります。 2)破裂ということがあるようですが詳しくお教え下さい。 3)破裂とは腹腔内で生じることでしょうか? 4)その瞬間にどのような事態が飽きるのでしょうか? 事前に予期または防止出来ることが有ればお教えさい。出血とか吐血とか意識混濁とか・・・予測が出来ません 。その前期症状とか有るのなら、日常生活のなかで早めに気付くことが出来ます。 |
| > 1)この状態でこのまま今後さらにCEAの数値は際限なく増加するのでしょうか? > 生体として、何らかの数値の上限があるのであればお教え下さい。CEAの数値に > 一喜一憂する日々ですが、この数値から今後急変や何か次の事態が発生するの > でしょうか? どのようなことに気遣いしていけばいいのかお教えいただければ助 > かります。 腫瘍マーカー(この場合はCEA)の値は、腫瘍(癌)細胞の量に比例します。数値に上限はありません。 > 2)破裂ということがあるようですが詳しくお教え下さい。 > 3)破裂とは腹腔内で生じることでしょうか? > 4)その瞬間にどのような事態が飽きるのでしょうか? > 事前に予期または防止出来ることが有ればお教え下さい。 > 出血とか吐血とか意識混濁とか・・・予測が出来ません。 > その前期症状とか有るのなら、日常生活のなかで早めに > 気付くことが出来ます。 肝臓の表面近くにある癌が急速に大きくなると、ふうせんが破れるように腹腔内に破裂することがあります。破裂は突然起きることもありますし、癌が急速に大きくなる過程で痛みを伴って(前駆症状)破裂することもあります。破裂すると、腹腔内に出血を起こして、激しい腹痛が起き、血圧が下がります。破裂の程度によっては、染み出るようにじ わじわと出る程度の出血から、大きな血管が破れて大出血を起こして、すぐに人事不省になるような場合まで色々な程度があります。肝臓の表面やその近くにあって破裂が予想されるようなものは、超音波検査やCT検査である程度わかりますので、心の準備をしておくほうが良いと思います。 しかし、破裂はそれほど多いものではなく、むしろ少ないと思います。破裂の危険性のある癌がまだ小さいもの(3センチ位)でしたら、最近はマイクロ波などで焼くこともできますが、ちょっとした手術になりますので身体に負担がかかり ますし、大きいものは手の施しようがないと思います。 |
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